なぜ、グループになると争う?
その疑問が、ずっとあった。
それは、今のアメリカの予備選で再燃した。
なぜ、日本とアメリカは戦争したのか?
その答えを昨日、テレビを見て納得した。
テレビの実験では、16人の体型も年齢も似た男女8人を公平に分けて、8人のグループにした。
それぞれキャンプをしてもらう事に。
そして、別々の部屋に分かれて話が始まった瞬間グループを意識した争いの火種がついた。すでにそこから相手と思っているチームを意識した会話になり、相手に勝話になる。
なぜ、このようなことが起こるのか?
それは、グループ内での自分の地位を高めるため。
そのためには、他のグループを蹴落とす。
結果、自分のグループが上に上がるので、自動的に自分の地位が上がる。
実験で他のグループが作った、料理を交換すると、自分たちが作った料理が上手い、相手の料理は美味しくないという意見が出る。
また、リーダーと日和見によってそのグループがどうなるかよくも悪くも決まる。
自然とリーダー的存在は決まってくる。
魚釣りでも、後ろで魚を釣る事を指南する人が出てきたりする。
これは、ある意味人間が今日まで生き残れてきたすべでもある。
この実験結果を見たとき、今のトランプ氏がなぜ予備選挙で勝てるのか謎が解けた。
人間の本能に訴えて一番効果が出る事をしている。
グループを構造を創り上げて、相手を落とす。
それが、根深い対立構造なら、すごく効果的。
それをうまく利用している。トランプ氏が本能的に感じ取ってきたのかもしれない。
そして、日本とアメリカが戦争に突入するきっかけの一つになったのも、満州鉄道の利権で、お金が無い日本政府と、世界中に鉄道を引きたいアメリカ人鉄道王ハリマンとの仮契約が、日本政府の意向で仮契約が取り消した。
それをアメリカ政府に訴えたことから、アメリカが日本を強く意識したからだと言われている。
これを解決するヒントが実は、ネイティブアメリカンにある。
それは、シータヒーリングのセミナーで聞いたネイティブアメリカンのエピソード。
一つの獲物に同時に二つの矢が刺さった。
双方、一歩も譲らずあと少しで、傷つけあうところまできた。
そこで、双方たばこを一服すること提案した。
そして、煙草を吸って落ち着いたところで双方一歩も引けない理由を話しだした。
片方の若者は、成人になった証として一人で狩りをしてこなくてはならなかった。
そして、もう片方の人は、村が飢えていて絶対に狩りを成功させて獲物を持って帰らなくてはいけなかった。
そこでこの二人はどうしたか?
まず、獲物を持って若者の村に行き、事情を話した。
そして、その村の男たち全員で飢えている村の為に狩りをして獲物を飢えている村に提供した。
この二つの村は、友好関係を結んだ。
もし、互いに一歩も譲らず争っていたら、今度は村同士の争いになったかもしれない。
でも、互いに正直に本当の事を話、もっとも良い考えを生み出すことが出来たなら、それは、幸せにつながる。
質問を投げかけない、部族に繁栄はない(滅びる)という言葉がネイティブアメリカンにはあるそうです。
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