江戸時代の職業訓練から学ぶ

江戸時代の職業訓練から学ぶ。

江戸時代に鬼平と呼ばれた長谷川平蔵という人物がいる。

役職は、火付け盗賊改方長官。

重犯罪を専門とした部署。


この人が行った、職業訓練は、とても優れている。


今の一般的な職業訓練は、数か月~2年くらいの訓練カリキュラムが組まれていてそれをこなして、就職を目指す。

しかし、入ってもすぐに実践として使えなかったりする。


それとは、違い使えるようになるまで訓練するのが江戸時代長谷川平蔵が考えて実行した。

例えば大工になるために数年かけてきたえて、最後に大工道具を無償で渡す。

とても手間と時間がかかるが、確実に戦力なる人材が育つ。


職人を世に出す。


世の乱れは、職からあふれる人がいるから、そこに目を向けてきちんと職に就ける人を育てる。


これを進化させるやり方として、公共事業と職業訓練をセットにする。

つまり、公共の製造を職業訓練の卒業制作して作っていく。

例えば、国立競技場のような国を代表する建造物など。


作った誇りを持つことが出来たら、マインドがプラスになる。

そして、国もそのような構造物を新人に作らせるだけの技量をしっかりその人に伝えることが出来るし、コストを抑えることが出来る。

例えば、官庁の内装工事を手掛けるとなった時、うまくいくようになるために真剣に相手の立場に立って教えるようになる。


つまり、職業訓練をしている人は、製造に携わっている間、職に就ける事にもなる。

民間の仕事に就く前に、公共の仕事で腕を磨く。

これが、次世代の職業訓練だと考える。